バレエ『クリスマス・キャロル』は、2026年12月5日(土)・6日(日)に東京・高輪のMoN Takanawa: The Museum of Narratives Box1000で上演される、日本初演の全幕バレエです。演出・振付・主演(スクルージ役)はイワン・ワシリーエフ。セリフのない約1時間50分(休憩含む)の舞台で、年齢制限はありません。

チケットは、チケットぴあまたは公演特設サイトで購入できます。この記事では、ストーリー、見どころ、出演者、公演概要、チケットの買い方、初めての方への案内を1本にまとめました。

※この記事は、バレエ『クリスマス・キャロル』を主催するAlexandrite World株式会社の編集部が執筆しています。

バレエ『クリスマス・キャロル』雪の街並みを背景に舞うダンサーたち
雪の街並みを背景に舞うダンサーたち(写真は過去の上演より)

バレエ『クリスマス・キャロル』とは

原作は、チャールズ・ディケンズが1843年12月に出版した中編小説『クリスマス・キャロル』です。ケチで人嫌いの老人スクルージが、クリスマス・イブの夜に不思議な体験をして変わっていく物語で、世界中で映画や舞台になってきました。原作の内容は『クリスマス・キャロル』あらすじ|ディケンズ原作を結末まで解説で詳しく紹介しています。

今回のバレエは、この物語を「踊りだけ」で見せる全幕作品です。演出・振付を手がけるのは、芸術監督のイワン・ワシリーエフ。ワシリーエフが振付家として初めて手がけた全幕バレエで、ミハイロフスキー劇場の正式レパートリーでもあります。日本初演にあたり、リニューアルして上演されます。

ストーリー(結末の手前まで)

主人公のスクルージは、他人に心を閉ざした老人です。クリスマスを祝う気持ちも、人を思いやる気持ちも持てないまま暮らしています。

ところがクリスマス・イブの夜、スクルージの前に精霊たちが現れます。精霊に導かれて彼が巡るのは、過去、現在、未来。自分が何を手放し、いま何を失おうとしているのかを目の当たりにして、スクルージの心は少しずつ揺れ動いていきます。

その先にスクルージが何を選ぶのかは、ぜひ劇場でご覧ください。物語のおおまかな流れは、与えることの喜びを知り、新しい人生へ踏み出す、というものです。

バレエ『クリスマス・キャロル』精霊にしがみつくスクルージ
精霊にしがみつくスクルージ(写真は過去の上演より)

見どころ5つ

検索で「バレエ クリスマス・キャロル」と調べる方が気になりやすいポイントを、5つに絞りました。

1. ワシリーエフが踊るスクルージ

スクルージ役は、演出・振付も担うワシリーエフ本人です。公式の見どころでも、誰よりも動く「老人」スクルージが挙げられています。老人の姿のまま高く跳び、鋭く回る、というのが特徴です。ワシリーエフについてはイワン・ワシリーエフとは?をご覧ください。

2. ミハイロフスキー劇場製作の衣装

衣装はミハイロフスキー劇場が製作したものです。登場人物や精霊たちの装いを、衣装でも楽しめます。

3. 最新鋭のLEDスクリーンによる映像美術

会場のBox1000には、最新鋭のLEDスクリーンがあります。この映像美術が、舞台の世界を広げます。

バレエ『クリスマス・キャロル』雪の街で跳躍するスクルージ
『クリスマス・キャロル』の舞台(写真は過去の上演より)

4. セリフのない、踊りだけで語る物語

この作品にセリフはありません。物語は踊りで伝わり、しかも冒頭からダンスで始まります。言葉に頼らないので、バレエを初めて観る方にも入りやすい構成です。

5. 約1時間50分(休憩含む)で観終わる長さ

上演時間は約1時間50分(休憩含む)です。全幕バレエとしては長すぎず、初めての方も集中して観やすい長さです。

見どころをもう少し短くまとめた記事は、公演特設サイト公開のお知らせにあります。

出演者

出演者は2026年9月26日時点の発表です。やむを得ない事情で変更になる場合があります。

  • イワン・ワシリーエフ(演出・振付・スクルージ役)
  • イリーナ・ペレン(ミハイロフスキー劇場 プリマ・バレリーナ、名誉芸術家)
  • ヴァレリア・ザパスニコワ(ミハイロフスキー劇場 第1ソリスト)
  • イワン・ザイツェフ(ミハイロフスキー劇場 プリンシパル、名誉芸術家)
  • イリヤ・ゴロフチェンコ(国立ノヴォシビルスク劇場 第1ソリスト)
  • 福田昂平(国立ノヴォシビルスク劇場 第1ソリスト/キャスティングディレクター)
  • 三木雄馬(谷桃子バレエ団 プリンシパル)
  • 鶴谷梓乃(元ABTスタジオカンパニー、元クロアチア国立劇場)
  • 小林美奈(元K-BALLET TOKYO プリンシパル・ソリスト)
  • デミ・ソリスト:逸見優、羽地将寛(みなとシティバレエ団)

ロシアと日本のダンサーが同じ舞台に立つ顔ぶれです。配役の詳細は、特設サイトで最新の情報をご確認ください。

公演概要

公演名全幕バレエ『クリスマス・キャロル』(日本初演)
日程2026年12月5日(土)13:00/17:00、12月6日(日)13:00(全3公演)
開場開演の45分前(13:00開演は12:15、17:00開演は16:15)
公開ゲネプロ2026年12月4日(金)18:00(17:00開場)
会場MoN Takanawa: The Museum of Narratives Box1000(東京・高輪)
上演時間約1時間50分(休憩含む)
料金(税込)SS席19,800円(前方)/S席16,500円(中央・中段)/A席12,100円(後方)
演出・振付・主演イワン・ワシリーエフ
主催Alexandrite World株式会社

会場への行き方はMoN Takanawa Box1000へのアクセス(11月10日公開予定)で解説します。高輪ゲートウェイ駅の北改札口から徒歩6分、泉岳寺駅のA4出口から徒歩3分です。公開ゲネプロについては公開ゲネプロとは?(11月16日公開予定)をご覧ください。

雪の夜の街で踊るダンサーたち
雪の夜の街で踊るダンサーたち(写真は過去の上演より)

チケットの買い方

チケットは2026年11月1日(10:00)から一般発売中です。購入先は次の2つです。

特設サイトで購入する場合、決済の完了時に届くメールは領収書で、チケットではありません。座席番号の入った電子チケットは、決済から3営業日以内にメールで届きます。座席は主催者が指定します。

お客様のご都合による払い戻し・変更はできません(公演が中止になった場合を除く)。日程をよく確認してからお申し込みください。団体でのご購入や車いす席をご希望の方は、特設サイトのお問い合わせからご連絡ください。販売開始の知らせは一般発売開始のお知らせにもあります。

初めての方へ

  • 年齢制限はありません:お子さまも観られます。
  • 未就学児のひざ上鑑賞:保護者1名につき1名まで無料です。ただし、席が必要な場合はチケットが必要です。
  • お子さまが泣いてしまったとき:一度、客席の外へお出ください。
  • 早めの到着がおすすめ:開場は開演の45分前です。

バレエ観劇そのものが初めての方は、はじめてのバレエ観劇ガイド(11月6日公開予定)、お子さま連れの方は子どもとバレエを観るなら(11月7日公開予定)が参考になります。

よくある質問

バレエを観たことがなくても楽しめますか?

セリフがなく、踊りで物語を伝える作品です。原作の流れを知っていると場面を追いやすいので、事前にあらすじ記事を読んでおくのもよいでしょう。

上演時間はどれくらいですか?

約1時間50分(休憩含む)です。

席は自分で選べますか?

料金区分(SS席・S席・A席)は選べますが、具体的な座席は主催者が指定します。

子どもは何歳から入れますか?

年齢制限はありません。未就学児は、保護者1名につき1名まで、ひざ上での鑑賞が無料です。席が必要な場合はチケットが必要です。

チケットを買ったあと、行けなくなったらどうなりますか?

公演が中止になった場合を除き、お客様のご都合による払い戻し・変更はできません。

出演者や演出が変わることはありますか?

やむを得ない事情で変更になる場合があります。最新の情報は特設サイトでご確認ください。

まとめ

バレエ『クリスマス・キャロル』は、ディケンズの名作を、セリフなしの踊りと映像美術で見せる日本初演の全幕バレエです。上演は2026年12月5日・6日の全3公演で、料金は12,100円から19,800円(税込)です。クリスマスの時期に、物語の力を体で感じる時間をお過ごしください。

出典

文:Alexandrite World編集部/写真:Alexandrite World(過去の上演より)/情報は2026年11月2日時点のものです。